JAXA相模原キャンパスに再訪&相模原公園のアイスチューリップ
1/29は1年ぶりにJAXA相模原キャンパスに見学に行って来ました。前回、行ったときの小惑星探索機「はやぶさ」の模型は1/5でスケールでしたが実物大の模型が展示されているとのことでしたので見に行って来ました。帰りに3週間前に行ったときは咲いていなかった、相模原公園のアイスチューリップの様子を見て来ました。少し咲き始めていましたが花は開いていませんでした。12月からの寒さが影響して、開花が遅れているようでした。
JAXA相模原キャンパスは自宅から自転車で15分で着きました。正面の建物の1階に衛星やロケットの模型が展示されています。
門衛所で受付をして、見学証を受け取ります。
入口の少し先の右側に2つのロケットが展示されています。
M-V-2ロケットです。全長30.7mで大きいです。燃焼試験で使った実物!です。
M-3SII型ロケットの模型です。全長27.8mです。
小惑星探索機「はやぶさ」の実物大の模型です。前回、来た時は1/5スケールの模型でしたので実物大は大きいです。
「はやぶさ」に搭載された、マイクロ波放電式イオンエンジンです。
はやぶさはイオンエンジンの実証試験を行いながら2005年夏に小惑星イトカワに到達し、その表面を詳しく観測して、サンプル採集をした後、2010年6月13日、7年60億kmの旅を終えて、地球に大気圏再突入しました。全てのメインエンジンの停止などの様々なトラブルを乗り越えて、奇跡の帰還を成し遂げました。
2014年に打ち上げを予定している、「はやぶさ2」の模型です。
日本初の人工衛星「おおすみ」 1970年2月11日打上げ 1/2スケールでしたが小さいですね。
前回、見学に来たときには展示されていなかった、ペンシルロケットの実機が展示されていました。
館内は大勢の人が訪れていました。ブルーの模型は工学実験探査機「ひてん」です。
実物大の「はやぶさ」の再突入カプセルです。
「はやぶさ」の裏側です。ボール状のグレーの物はターゲットマーカーで小惑星「イトカワ」に安全に着陸するために最初に投下して、着陸地点の目印にするものです。中には88万人の署名が入っていました。
M-3S型、M-3SII型ロケット
左はスペースシャトルに掲載された高感度テレビカメラ、右はスペースシャトル内で行われた人工オーロラ実験用の電子銃です。
「はやぶさ」が帰還した時のカプセル本体の写真です。
昨年の10月に配給された、映画『はやぶさ/HAYABUSA』に出演された、西田敏行さんと竹内結子さんのサインが展示されていました。西田さんはユニークなサインですね。
平日の営業でしたのでこの日は閉店していましたが生協には宇宙食が販売されています。生協と食堂は見学者も利用できます。
JAXA相模原キャンパスの近くの相模原公園に寄りました。相模原公園の入口の立体花壇のアイスチューリップはほとんど開花していませんでした。
例年なら満開の時期ですが少し咲き始めていて、花は開いていませんでした。12月からの寒さが影響して、開花が遅れているようでした。
水無月園に行く途中に目立たない場所に木製のりりちゃんの人形がありました。下に「わた りりちゃん」と書かれていましたが「わた」の意味が分かりません。
ガマズミ スイカズラ科
3週間前、水無月園へ来た時にソシンロウバイは咲き始めでしたが満開にはなっていませんでいたした。
JAXA相模原キャンパスは、全国の研究施設でも珍しい、セキュリティエリア内にある展示施設です。年に一度、特別展示がされる特別公開が行われます。その時は2日間で1万人以上が入場するようです。私はまだ特別公開を見学したことはありません。
相模原キャンパスは年中無休ですが臨時休館日がありますので下記のサイトをご覧ください。
ISAS 相模原キャンパス見学案内
http://www.isas.ac.jp/j/inspection/index.shtml
寒い日が続いていますが先日、書きました26年ぶりの寒さが確定しました。東京で1月の最高気温が10度を越えた日数は5日でこれは1986以来の26年ぶりです。過去30年平均14.7日と比べると非常に少ない日数です。先日、出掛けた多摩湖のある、所沢は1月の最高気温が10度を越えた日数はわずかに1日だけだったそうです。
(2012.02.25 追記)
2/18に相模原公園に再訪して、アイスチューリップを見て来ました。記事は「麻溝公園のクリスマスローズが咲き始めていました」です。
JAXA相模原キャンパス
相模原公園
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