3年ぶりに新緑のシダンゴ山に登山
5/8はお休みでしたので神奈川県松田町にある丹沢のシダンゴ山に3年ぶりに登りました。登山口の自然休養村センターの駐車場まで町田から車で行って、そこから登山しました。シダンゴ山は標高758mですが山頂から360度の素晴らしい景色を楽しめました。いつも拝見しているHPで宮ヶ瀬の山並みの綺麗な新緑の写真を拝見して、山並みの新緑を見たくなりまして、出掛けました。
自然休養村センターと駐車場です。ここに駐車しました。駐車場は無料ですが利用する場合は自然休養村センターの方に許可が必要です。イベントがあるときは駐車できない日があります。
現在地から①から⑥のコースを歩きました。(クリックで拡大します)
コース: 町田(車)~相模原愛川IC~大井松田IC~寄入口~自然休養村センター(駐車場)~(登山)シダンゴ山~宮地山分岐~自然休養村センター(車)~大井松田IC~相模原愛川IC~町田
自然休養村センター前の大寺橋を渡り、暫くは舗装された道を歩きます。
途中の分岐にはシダンゴ山の道標があります。
道沿いに茶畑があります。正面の山並みの新緑も綺麗です。
道沿いにノアザミが咲いていました。
山道に入るまで急坂の舗装道が続きます。斜度は20%を越えていて、山道よりはここが一番きつい箇所です。ここで体力を消耗しないようにゆっくり進んだ方がよいです。
山の斜面にも茶畑があります。新緑がとても綺麗でした。
山道の入口に猪防護柵があります。
山道はこんな感じの比較的に登りやすい道が続きます。
切り株に昆虫の卵のようなものがありました。
頂上直前は距離は短いですが急坂が続きます。
頂上の少し手前です。
標高758mのシダンゴ山の山頂です。自然休養村センターからゆっくり登って、1時間40分位で着きました。猪防護柵からは1時間10分でした。
3年前に訪れたときは見れなかった、富士山がよく見えました。
右の腰掛に座って、昼食を食べました。小さな祠が建っていて、シダンゴ山の由来が記されていました。シダンゴの名前は仙人の名前から付けられたようです。
シダンゴ(ウ)山由来
シダンゴ(ウ)は古来震旦郷と書く。震旦とは中国の旧異称である。一説に欽明天皇の代、仏教を寄の地に伝える仙人があり、大寺の地、この山上に居住し、仏教を宣揚したという。当時、箱根明神岳や丹沢の尊仏山(塔ヶ岳)にも同様の仙人がおり、盛んに往来した形跡があったという。この仙人をシダゴンと呼んだことから地名が起ったといわれ、シダゴンとは梵語で羅漢(仏教の修行を積みさとりに達した人)を意味し、シダゴン転じてシダンゴウ(震旦郷)というようになったともいう。この山は現寄神社(旧弥勒神社)の元宮とされ、白馬にまたがった弥勒菩薩が頂上より中津川に飛びおりた時の馬のひずめの跡が河原の大石に残ったとの伝説があり、この石を見たという古老が現存されている。(石は堰堤工事により現在は砂中に埋没)。「白いお馬にめされた弥勒、弥勒やしろの春祭り」と、寄民謡にもうたわれている。大寺の人は祭礼の朝、毎年交代でこの祠に参拝している。
山頂は360度遮るものはないので素晴らしい眺望です。
この日は丹沢の山々以外に房総半島、江ノ島、富士山を見れました。
山頂は一面がアセビで覆われています。
富士山・秦野峠・伊勢沢の頭・檜岳・雨山・蛭ヶ岳・鍋割山・塔ノ岳・三ノ塔・大山・弘法山・中山峠・松田山・明神ヶ岳・高松山などを見渡すことができます。
山頂から撮影した動画です。20秒から富士山が見られます。
下山は宮地山経由のコースを歩きました。山頂からは短いですがかなり急な斜面が続きます。
宮地山、秦野峠の分岐です。左の道から下山して、右の宮地山方面を進みました。
ここで道を間違えて、右の林道を進んでしまいましが途中で気が付きました。左の奥にある、道標に気が付きませんでした。
宮地山、宮路林道の分岐です。左の宮地山へ進みます。
新緑のトンネルが続く場所があります。これを見たいこともあって、再訪しました。
鮮やかな新緑の中を進むのは心地よくて、癒されます。
小さなピークのタコチバ山の山頂です。
休養村管理センター、宮地山の分岐です。左折して、休養村管理センターに向います。
分岐に「自転車での下降には充分に注意してください」が記されています。3年前に訪れたときは実際にMTBで走行している人がいました。こんな場所に自転車で来る方がいるのは驚きです。
分岐から休養村管理センターまでは滑りやすい勾配のある道が続きますのでかなり疲れます。
猪防護柵があり、ここで山道が終わります。
茶畑が広がっています。
この時期に山藤が咲いていました。
登山口の大寺橋に戻りました。
自然休養村センターにオオデマリと藤の花が見頃でした。オオデマリは最初、アジサイかと思いました。
この日は3月に開通された、圏央道の相模原愛川ICを初めて、利用しました。町田からですと相模原愛川ICを利用する方がICに入るまで渋滞もなく、スムーズに行けました。
久しぶりに新緑のシダンゴ山を訪れましたが鮮やかな緑が素晴らしく綺麗でした。山頂まではあまり視界がないのですが山頂の360度の展望は見応えがありました。
自然休養村センター(登山口)
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linkaさんも色々なところへ足を延ばされていますね。
シダンゴ山・・・面白い名前だなぁと思いましたが、そういういわれですか。
動画は揺れが少ないので、三脚を使ったのですか?
投稿: トンサン | 2013年5月21日 (火) 10時34分
トンサン
シダンゴ山は不思議な名前ですね。山の名前で飛騨山脈の野口五郎岳を
思い出しました。山の名前から歌手の野口五郎の名が付けられました。
動画のアップロード後に手ぶれ補正しますかと聞いてきましたので
はいを選択して、YouTubeの方で補正処理をしました。手ブレが大きい
動画のときは補正するか聞くようです。
投稿: linka | 2013年5月22日 (水) 01時12分