川崎市麻生区周辺のお寺めぐりポタ

9/29は6月にアジサイを見に訪れた、浄慶寺の十月桜が咲き始めたようなので自転車で出掛けました。彼岸花も満開ではありませんでしたが境内の裏山に群生していました。この日は川崎市麻生区周辺の浄慶寺、潮音寺、香林寺、妙覚寺のお寺めぐりをしました。行く予定のお寺に道に迷って、行けなかったのですが行く予定でなかった香林寺で見事な五重塔を見ることが出来ました。機会があれば、行きたいと思っていた、妙覚寺の近くの「ありがた山」を訪れました。


浄慶寺は6月にアジサイを見に来て以来の訪問です。自宅から自転車で37分でした。


駐車場傍の蓮池の前に十月桜が綺麗に咲き始めていました。十月桜は4月と10月に年2回開花します。


1本の木に白とピンクの十月桜が咲いていました。咲き始めで花数は少なかったのですが綺麗でした。


境内の裏山の色々な場所で彼岸花が咲いていました。天気がよくて、緑が鮮やかでした。


裏山の散策路は蚊が多かったです。この日は半そで半ズボンでしたのでじっとしていられませんでした。




浄慶寺の右手山腹にある、秋葉神社です。


秋葉神社の参道沿いに一ヶ所七福神がありました。手前に彼岸花が咲いていました。


シュウメイギク                                          萩


以前にも紹介しましたが境内には沢山のユニークな羅漢像があります。


表情が豊な羅漢像です。


ヤブランも見頃でした。


潮音寺の本堂

浄慶寺から小田急線の新百合ヶ丘駅近くの法雲寺に行こうとしたのですが道に迷ってしまい、潮音寺の前に出ました。帰宅後に武州稲毛七福神めぐりの一寺で福禄寿が祀られています。




香林寺の山門

臨済宗建長寺派。本尊は十一面（身代わり）観音。準西国稲毛三十三番札所、武州稲毛七福神札所。

最初は訪れる予定ではなかったのですが香林寺の案内板があったので寄りました。


香林寺の本堂


三百観音　これだけ、観音様が並んでいると見事です。


本堂の横の道を上って行くと、そびえたつ立派な五重塔がありました。


日本唯一の禅宗様式の塔で、インドで制作された釈迦初転法輪像が安置されています。内部を公開する日もあるようです。


太子殿


妙覚寺の参道

今年の2月に威光寺の弁天洞窟を訪れたときにすぐ傍の妙覚寺とありがた山に機会があれば、訪れたいと思っていて、近くまで来たので寄りました。


彼岸花がちょうど見頃でした。 境内の沢山咲いていました。


妙覚寺の本堂


ありがた山に行こうとして境内を歩いていたら、妙覚寺の方に場所を教えていただきました。お寺の左脇の道を5分位上った場所にありがた山はあります。


頂上に、ありがた山の石仏群がありました。

関東大震災後、震災の傷も癒えつつあった昭和１５年から１８年頃にかけてのことです。都内駒込周辺の廃寺などに放置されていた無縁仏や石仏・石像を、日徳海という宗教団体の人々が１つ１つこの地に運んでありがた山の墓石群が誕生しました。当時の妙覚寺の住職の好意により、妙覚寺の上の山林が供養の場所になりました。無縁仏の墓石を運ぶときに、「ありがたや、ありがたや」と唱えたことからありがた山の名称が生まれたと伝えられています。


石仏は４千体を超えているそうです。


ありがた山からは稲城市街が一望できました。


妙覚寺の山門横に止まっていた、三輪の自転車です。前輪はディスクブレーキです。このような自転車は初めて見ました。

走行距離　35.5km

浄慶寺は彼岸花でも知られていて、訪れる人は多かったです。香林寺の五重塔は見事で一見の価値があります。

残暑が厳しくて、暖かい日が続いていましたが十月桜が咲く季節になったのです。この日は彼岸花はちょうど見頃でした。本日(10/6)は長池公園、万松寺谷戸に行って来ましたが彼岸花の見頃を過ぎていました。

浄慶寺


潮音寺


香林寺


妙覚寺


ありがた山