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2012年2月12日 (日)

小野路・図師の谷戸を散策しました

2/5は自宅近くの町田市小野路町の万松寺谷戸、図師町の白山谷戸、五反田谷戸に行って来ました。昨年、11月に万松寺谷戸から小野路城跡に行きましたが日が暮れてしまい、周辺の谷戸に再訪したいと思っていました。初めて訪れた、白山谷戸、五反田谷戸は昔ながらの自然が残された場所でした。鎌倉時代の古道を自転車で散策しました。

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万松寺(ばんしょうじ) 鎌倉時代元徳二年(1330年)につくられた由緒あるお寺です。
綺麗に手入れされたお庭です。

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万松寺の近くにある、六地蔵です。七体ありますが一体は別のお地蔵さんだそうです。

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万松寺近くの万松寺谷戸の風景です。入口の地図を見て、奈良ばい、浅間神社に行くことにしました。

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万松寺谷戸の入口にあった地図です。
赤い四角で囲まれたところを通りました。この地図は実際に走行してみて、かなり正確でした。白山谷戸、五反田谷戸は次の地図をご覧ください。
(クリックで拡大します)

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①から⑧の順番に歩きました。白山谷戸に下る道がなかったので適当な場所で道からそれて、谷戸に下りました。五反田谷戸はため池があります。
(クリックで拡大します)

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万松寺谷戸の横の道を進んだ、T字路にある、道祖神です。

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T字路には乗越八幡跡と呼ばれる場所があります。説明板に乗越は峠のように山道が尾根を越える地点に付けられることが多く「八幡」は戦の神様ですから小野路城と関係があるかもしれないと説明されていました。

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乗越八幡跡に自転車を置いて、白山谷戸、五反田谷戸に向いました。

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乗越八幡跡から尾根道を少し進むと、こうせん塚がありました。スジダイの中に小さな石祠がありました。

スダジイ(椎の木)の大木の根元にある塚は、「こうせん婆さん」と呼ばれており、小さな石祠には「文政十年(1827年)十月、施主天野勘左衛門」と刻まれています。昔、麦こがし(こうせん)にむせて亡くなった老婆を祀ったもので、咳の病が治るよう、茶碗やお椀に茶をいれて奉納し、祈願するようになったそうです。
小野路城の開門があって、「通せん場」と呼ばれたのが「関の神」「咳の神」とへんじてという説や、落城のおり、ここで交戦があり、死者を祀った墳墓が「交戦場」と称せられ、その後「こうせん婆」と変じたとする説もあります。
東京都

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こうせん塚の少し先に分岐がありました。真っ直ぐ進んで白山谷戸に向かい、五反田谷戸に行ってから、右側の道からこの場所に戻って来ました。

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尾根道の左側に白山谷戸が見えましたので道をそれて下りました。こんな山奥に田んぼがありました。

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尾根道の右側から五反田谷戸のため池が見えました。

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尾根道から五反田谷戸に下る道があったのでため池まで来ました。

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五反田谷戸の谷戸の風景は自然がそのまま残されていて、素晴らしいです。都内でこれ程、谷戸らしい場所はあまりないと思います。農作業されている方がいました。
この写真を拝見すると新緑の季節にまた訪れたい場所です。

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五反田谷戸から先程のこうせん塚近くの分岐に向いました。

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乗越八幡跡に戻り、前回も訪れた、小野路城跡に向いました。この分岐は右側の道を行きます。左側の道からも小野路城跡に行けますが険しい道です。

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前回は夕暮れで見えなかった、説明板には小野路城跡の詳しい説明がありました。大泉寺の場所にあった、小山田城の副城で平安年間の築城は都内の古城址の中かで最も古いと書かれてました。

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小野路城跡には鳥居と小さな社が祭ってありました。静かな場所です。

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小野路城跡に上る場所です。写真の軽トラックが目の前で方向転回して、逆走したので何かと思っていましたら、4人の方がトラックに落ち葉を回収していました。この周辺は東京都が図師小野路歴史環境保全地域に指定されていますので自然保護の作業をしているのでしょうか。

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小町井戸です。前回、訪れたときは日没後でしたのではっきりと見えませんでした。小町井戸はここだけでなく、全国に数多くあるようです。

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小町井戸の先のT字路を右折して、30m位進むと分岐がありました。左に進みました。この辺は複雑に道が分岐しています。

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「奈良ばい」の道標のある、T字路に出ました。

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道標の分岐を左折して、少し進むと分岐があり、浅間神社に行こうと思い、ここを右折しました。分岐が多いですが万松寺谷戸の入口にあった、地図が役に立ちました。

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雪が残る、のどかな風景でした。

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この道をしばらく進むと舗装された道に出ました。

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舗装された道を少し進むと右側の高台に、万松寺谷戸にあった地図に載っていた、浅間神社がありました。

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浅間神社からの眺めです。参道に鳥居がありました。

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浅間神社の先を進むと多摩センターに向こう広い道に出ました。

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道路沿いに13体の石仏群がありました。

白山谷戸、五反田谷戸は山の奥深い場所にあり、自然がそのまま残された谷戸でした。記事の中でも書きましたが新緑の頃の風景も素晴らしい場所です。谷戸の周辺の道は分岐が多いので掲載した地図などが参考になると思います。谷戸の周辺は、それ程広くない場所ですので道に迷っても、すぐに民家のある場所に出ます。

本日は相模川沿いの工事中の圏央道 相模原ICに行って来ましたが自転車で走行中にかなり寒さを感じました。昨日は相模原北公園の梅園に行きましたが寒さが影響しているようで100本の梅の木の中で2本しか咲いていませんでした。昨年より、1ヶ月近く開花が遅れているようです。

万松寺谷戸

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コメント

ここもまた静かで良さそうな所ですね。
うちも近くは通るんですけど、ワンパターンの尾根緑道ばかり。
次に鶴見川を走る時、足をのばしてみたいと思います。

linkaさんの写真はちゃんと絵になってますね。
私などは数だけ多く単なる情報になっちゃいます。

おお、ダワさんが好きそうなところをいっぱい走っていますね。
出かけて見つけた石標や、石仏、お寺などのいわれを調べてみるのも面白いですね。
小町井戸は冬の雨が少ない時期でも涸れないんですね。
万松寺の石庭は作っているところを見たいですね。
やはり竹ぼうきのようなもので掃いて作るのかな。

dawa3さん
住宅地が近いのに長閑な自然が残された場所でした。この日は作業している人以外は誰にも会いませんでした。私は何も考えないで写真を撮っていますがたくさん撮って、よさそうなのを選んでいます。

トンサン
小町井戸は水が流れていませんでしたが綺麗な水でした。六地蔵は七体あるので何故かと思って、調べて理由が分かりました。インターネットは便利ですね。

そろそろ私も里山シリーズを再開したいですね。
そう言えば以前に鶴見川の源泉に行った時に工事中だったんであそこも行かなくっちゃ♪

jamさん
鶴見川源流の改修工事は6月末(予定)までのようです。木道撤去もするようです。
http://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/suido/grsui/oshirase_onegai/kyuen.html

初コメント失礼しますv(^-^)vブログよませてもらってます(*^▽^*)ファンです(笑)活気お普段はあまりコメントはしないんですけど、結構チェックさせてもらってるのにコメントしないのもアレかなって思いまして(苦笑)今日はコメントしてみました(照)というかココログ会員じゃなくてもコメントできるんですね…知らなかった(汗)もしよかったらメアド載せとくのでメールしましょー( ̄▽+ ̄*)なかよくしてくださいですo(^▽^)o

まりこさん、はじめまして。
ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
ココログは会員限定のコメント制限はできなくなっています。私のメールアドレスはプロフィールにあります。私もコメントはしませんがチェックしているブログは結構あります。拝見して、いただいているだけでうれしいです。
これからもよろしくお願いいたします。

うわ~。まりこさんのコメントが違和感があるので検索をしたら、全く同じ内容のコメントをしているブログがたくさん見つかりました。注意しないといけないですね。

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