大船渡の郷土菓子 かもめの玉子
先月、ガス工事会社に勤めている弟が陸前高田市に仮設住宅の工事に行きました。お土産に大船渡銘菓「ミニ かもめの玉子」をいただきました。大船渡市を代表する、お菓子として人気の高い三陸土産の定番のお菓子だそうです。さいとう製菓(岩手県大船渡市)が製造しています。
「ミニ かもめの玉子」は「かもめの玉子」の一口サイズの商品です。
黄味餡をホワイトチョコレートで包みあげたお菓子です。しっとりしていて、程よい甘さで美味しいお菓子でした。
さいとう製菓は東関東大震災で被害を受けました。港に面した本社は全壊、気仙沼、陸前高田両市などにある五つの直営店も津波に流されましたが大船渡市郊外にあった製造工場は無事で、4月から製造を開始しているそうです。
さいとう製菓のHPに社長さんが撮影された思われる大船渡市の津波の動画のリンクがありました。津波の映像はニュースで何度も見ていますが改めて最初から最後までじっくり見ました。僅か8分で何もかもが流されている映像を見ますと今回の津波の物凄さと驚異を実感しました。
撮影された方のコメントです。
3月11日、強烈な地震のなか津波が来ることを予感し、仲間に避難を叫びながら高台に逃走。高台に着くと間もなく海面が盛り上がり、私たちの町を飲み込んでしまった。町の
撮影場所 大船渡市大船渡町字台地内、台ケ丘です。
社長さんの悲痛な叫び声が心に残ります。自動販売機が立った状態で流されています。防災放送されている方の無事が気になりましたが動画のコメントを見ますと、高台で海から
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いままで色々な津波のビデオを見ましたが、これが一番その時の状況がわかるビデオでした。
水の力というものが、どんなに恐ろしいものか良くわかります。
人間の力ではどうにもならないこと。
改めて被災地の悲惨さを実感します。
今テレビで、がれきの撤去は35パーセントしか終わっていないと言っていました。
息の長い支援が必要ですね。
投稿: トンサン | 2011年7月 8日 (金) 08時37分
トンサン
津波の状況を伝える貴重な映像ですね。
大船渡市の復興計画は2020年度までの10年間計画だそうです。海沿いに再び住宅を建てるのは危ないと思っていましたら、海沿いの平地を商業、漁業施設などで整備して、住宅はできるだけ高台移転や宅地のかさ上げする骨子案のようです。
投稿: linka | 2011年7月 8日 (金) 22時43分