ペットボトルの買い占め
報道されているように22日、東京都水道局金町浄水場の水道水から、210ベクレル/キログラムの放射性ヨウ素が検出されました。100ベクレル/キログラムを超える場合は乳児の飲用を控えることとされているため23区内及び多摩の一部地域で、乳児の水道水の摂取を控えるようとの発表がされました。
23日にも190ベクレル/キログラムの放射性ヨウ素が検出されていて、乳児に影響を与えるのであれば、何故、もっと早く発表をしなかったのか疑問は残ります。
テレビでこの報道があった直後からペットボトルの買い占め騒動が始まったようであっという間に店頭からなくなったようです。水もお茶もなくなった。大人が水道水を飲んでも全く問題ないレベルの検出値なのですがどれくらい安全であるか説明されなかったのでペットボトルを求めて、お店に殺到したようです。妹が先日のコストコ多摩境店のスロープ崩落災害で出庫できなくなった車の中に一緒に行った友人が置いてきた荷物を取りにコストコに行った帰りに母からペットボトルを買うように電話があって、販売店に向かったときには凄い渋滞が始まっていて、妹と一緒に行った友人が車から降りて、何とか買えたそうです。妹は妊婦で妊婦も可能ならば水道水を飲まない方がよいらしく、雨にも濡れたくないと心配していました。
210ベクレル/キログラムの放射性ヨウ素は毎日一年間飲用しても、大人が一年間、自然に被爆する放射線量とほぼ同じなので健康には影響ないそうです。大人が安全である根拠が説明されなかったのでペットボトルの買い占めが起きたようです。東京都水道局、報道も根拠を示して大人は十分安全であることを説明すべきですね。
東京都水道局は私の住んでいる町田市も乳児の摂取を控えるように発表していましたが町田市のHPでは「町田市の水道水は、放射性物質が検出されていない朝霞浄水場からの水9割と金町浄水場からの水1割のブレンドで給水されています。このため、町田市の水道水を乳児が摂取しても差し支えありません。」とのことでした。このことは町田市のHPでしか発表していなかったようです。何を信じてよいのか分からなくなります。それに東京都水道局のホームページはアクセスが集中して、しばらく繋がりませんでした。
福島県飯館村では20日に965ベクレルが検出されていて、大人も含め水道水が飲めなくなっていて、ペットボトルや給水車による飲料水の提供が始まっているそうです。不安を感じるのは分かりますが買い占めをするともっと必要としている飯館村や被災地にペットボトルを送れなくなってしまう。
消費電力に関して、前から思っていたことがあります。アナログテレビから液晶テレビに買い換えて、逆に消費電力が増えた方がいると思います。私の家は29型アナログから40型液晶テレビに買い換えて、消費電力が147Wから200Wに増えています。テレビは点けている時間が長いので全体の電力消費の増大に影響しているではないかと思っています。エコポイントをいただきましたがエコなことしていないですね。
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