ウイルス、不正請求メール、ワンクリック詐欺、迷惑メールについて
今年の8月に「イカタコウイルス」作成者が器物損壊容疑で逮捕されました。このウイルスに感染するとパソコン上に保存された画像や文書などのデータファイルが全てタコやイカの画像などに書き換えられるうえ、データを破損するものです。こんな悪質なウイルスを作ったのに今月9日の初公判で「器物損壊にはあたらず、そういう意図もなかった」と無罪を主張しました。とんでもないですね。昨年6月ごろにウイルス作成を計画し、ウイルス対策ソフトに検知されないよう改良を繰り返して、7月以降、少なくとも約3万3千台のパソコンが感染したそうです。このウイルスは音楽ファイルに見せかけた実行ファイル(.scr)で所謂、トロイの木馬のウイルスです。
私も以前使用していたWindows98SEのパソコンでウイルスに感染しました。ブラウザを起動して、暫くすると正体不明のソフトが実行されるものでした。駆除するのは大変なウイルスでしたが直接の被害は運良くありませんでした。
このパソコンでアダルトサイトからサイトのURLが記されたメールが届いて、クリックしてしまいました。結果として、使用料金請求の不正請求メールが何度も来ました。ワンクリック詐欺で下記がそのメールです。最後通告のSubjectで料金を払わないと小額訴訟の法手続きをすると書かれてます。当然、相手にしませんでした。
現在使用しているWindowsXPのパソコンでは、アクセスしたあるサイトのパスワードを入手するためにコミュニティサイトに入会する必要があり、2009年9月26日に入会しました。翌日からアダルト系の迷惑メールが毎日、10~20通も来るようになりました。幸い、メールアドレスはyahooのメインで使用していないアドレスでしたので被害は少なかったです。1年3ヶ月経った現在でも、下記のようなの迷惑メールが毎日、届きます。一度、流出した個人情報のアドレスはインターネット上では消えないので今後も迷惑メールが届き続けると思います。
皆さんもウイルス、不正請求メール、ワンクリック詐欺、迷惑メールには十分にお気を付けください。ウイルス対策ソフトのウイルス定義ファイルを常に最新にして、ダウンロードした拡張子が.exeと.scrのファイルは安易に実行しない方が良いと思います。拡張子が.scrのファイルはスクリーンセーバのファイルで中身は実行ファイルなので危険です。「イカタコウイルス」はファイル名を「XXXアニメ.mp3(長い空白).scr」のように偽装して感染させやすいようにしていました。不正請求メール、ワンクリック詐欺、迷惑メールは完全無視で絶対に開かないことが良いと思います。
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